「石北本線 C58 33号機」
中学生の頃、僕と同じ歳の初代キヤノネット(45mm F1.9)を持って道東に蒸気機関車の撮影に出かけた。
この日は小雨模様で、今は廃線になった湧網線の鉄橋を渡る9600(別エントリで上げます)とこのC58を撮った。
中学生なので、移動はバスと汽車。地図と時刻表を頼りに公共交通機関と徒歩で移動しながら、蒸気機関車のダイヤに合わせて撮影ポイントに着くようにする、ってのはなかなか楽しいものだった。
トンネルの前に到着してしばらく経つと、音が聞こえてきて、目の前に現れたのはお目当ての33号機。
C58は他にもあって(このブログの最初のほうにあるカラー写真とか。これは確か前日の網走)、「門デフ」(門司ナントカ型デフレクター)、しかも、JNR(日本国有鉄道)のロゴ入りは33号機だけ。
ダイヤだけでは、何号機が走るのか分からないので、これは素晴らしい幸運。
トンネル出口だから遠目には分からんので、ますますびっくり。
通り過ぎた後、心臓バクバクだったのをいまだに覚えている。
こういう感激って、すっかりなくなってしまったなぁ、としみじみ思いますね。
ま、そいうこともあって、後ピンになってしまって、ナンバープレートはボケてますが、、、。
この日は、網走、呼人、大曲あたりで撮影し、翌日、網走から釧網本線で標茶に行ってC11を撮って、釧路から夜行(超満員)で札幌に帰ってきたのでありました。
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